出演者紹介「スーパーノア」

【スーパーノア】

http://blog.livedoor.jp/supernoah/

最後に紹介するのは京都の宝、スーパーノア。
正直、安斎さん(GROWLY副店長)に誘わへんの?って言われるまで全く誘う気ありませんでした。なぜって、好きすぎるから。えええスーパーノアとか私が!私ごときが誘っていいんですか…!ってなってました。それぐらい好きです。でも渾身の企画なのでお誘いしました。それぐらい、好きです。

PVの関係上曲名しか紹介できないのですが、「雨の惑星、ステレオの向こう」というアルバムの「渡り鳥」という曲がとても好きで。
「海がどんなに広くても 僕は根をはる街で祈るでしょう」って歌詞が今までの人生で聴いてきた歌詞のなかで5本の指には入るぐらい好きです。最近めっきり聴かんのですけどね。
この曲があるから私京都にとどまってるんだといっても過言ではないと思うぐらい。


私が京都のバンドを聴くきっかけになったのがスーパーノアも出演していた2009年のみやこ音楽祭なのですが、ギターの赤井さんが髪の毛がもしゃもしゃだったのであれは実はゆーきゃんさんだったのではないかと思っています。
リミエキでこんなにかっこいい女性バンドマンなんているのかって驚愕して、ラッキーリップスはなんだかすごく色っぽくて、あら恋では呼吸を忘れて。
志村もハラカミさんもいたんだぜ、この日。ラッキーだったなぁ、高1の私。


最近はピアノの岡村さん正式加入にベースの岩橋さんご結婚と波にのってるスーパーノア。28日はLlamaのGさんがサポートで参加します!

スーパーノアのライブは、幸せなだけじゃなくて、心にぽこっと何か置いていかれるのです。その何かは言葉にできないから、みて感じてほしい。
スーパーノア好きな人ももちろん、まだみたことないって人にもぜひみにきてほしいです。

出演者紹介「three primary colors」「ホーリーあー」

【three primary colors】

http://www.threeprimarycolors.com/

東京のスリーピースインストバンドthree primary colors、今回は1stアルバム「three primary sounds」のレコ発京都編にこのイベントを選んでくれはりました。

イベントをするにあたってインストバンドは必ずいれたい!と思っていて。説得力のある音楽って必ずしも「歌詞」の力に限らなくて、インストバンドにもその力は必ずあると思っていたので。あとコンセプトである色がバンド名に入っているのも何か良い化学反応があるんじゃないか…と思ったりもして。

トレーラーを見させてもらったのですが、踊れちゃいそうな音楽もしっとり聴ける曲もあります。とにかくオシャレなんだ〜。SOILのメンバーさんとのコラボもあったりでびっくり。
初の京都遠征ということで、私もはじめてライブみるのでたのしみです!


ホーリーあー】

http://holy-a.holy.jp/

京都のバンド、ホーリーあー。普段はよくウーララとかに出てはるイメージ。
何年か前に高校のときお世話になってたぺーこん君が加入して、それからしばらくしてボロフェスのスタッフをしてたときにデモCDをもらって。すぐには聴かなかったんですけど、なんかの拍子に聴いたときにあれ、いいやん?え、見たいやん?ってなって。

いい感じにゆるくてロマンチック。なのにどこか素直じゃなくて、あぁ京都のバンドだな〜思っています。
京都のバンドの一筋縄じゃいかない、でもいつも側にいる感じ大好き。
GROWLY出演ははじめてです!わくわく。

出演者紹介「宮本菜津子」

【宮本菜津子(MASS OF THE FERMENTING DREGS)】

http://www.miyamotonatsuko.com/


東京から、弾き語りの出演です。
マスドレことMASS OF THE FERMENTING DREGSの宮本菜津子さん。私のヒーローのひとりです。
何を隠そう私、フライヤーをつくってくれたあいこたちとコピバンやってましたよね。
ほんとうにマスドレはかっこよくて、ガールズバンドって男に負けない!みたいなの多くて好きになれんかったんですけど(半端な気持ちでやってるんじゃないのわかってるんやけど、どうしても好きになれなかった)、マスドレは純粋に自分たちがかっこいいと思ってる音を出して、そして女の子だけが持ってる強さをちゃんと知ってる音楽だな〜と感じてて、とても好きでした。違うな、今でも好きです。
なつこんさんとお話したとき、女の子はたおやかで強いんだよ〜ってお話してくれたのを今でもよく覚えています。そのときの私、ボロ泣きやったなぁ…。

マスドレがお休み中の今はなつこんさんソロの弾き語りになっていますが、今でも内側から湧き出る熱とか、まっすぐな意志が感じられて、やっぱりこの人のうたが好きだな〜って思います。

ほんとに、今こそたくさんの人に聴いてほしいです。30日に神戸でのライブも決定してますが、次いつ関西来るかわからんからね!見逃してほしくないです。

出演者紹介「OBUTSUDAN-SUMINO」

【OBUTSUDAN-SUMINO】

http://obutsudan-sumino.blogspot.jp/

高校のとき、難波のartyardで「OCTAVIO」というバンドを見ました。大地のようなメロディ(泥臭い、は少し違う気がする)がすごく印象的で、ウワーかっこいい!ってすぐにCD買って。(ちなみにその日は演奏中に誰かの椅子が真っ二つに割れてました。びっくりした!)
一昨年久しぶりに見たら、ああこんなにも言葉の力があるバンドだったんだ、と思ったりもして。


「OBUTSUDAN-SUMINO」は今はお休み中のOCTAVIOのスミノさんのソロプロジェクト。
私機械苦手なので電子系の音楽とかほんと???ってなるばかりなのですが、スミノさんの音楽には思わず体が動いちゃうような音楽や、どうしようもなく優しい音楽のなかに必ず懐かしさとか生命力があるんです。大阪の音楽っぽくないけど(京都以外の地方ごとの音楽とかバンドらしさってまだよくわかってないけど)、ある意味ですごく日本的。

彼の音楽は今回のコンセプト、「色」にいちばんあっている人だと思っていて。色と色がにじんだあのなんとも言えないところまで表現できる音楽だな〜と思っとります。


昨年に出さはった「ISLAND HEAD」という新譜(カセット!)は間違いなく2013年下半期一番聴いたアルバム。5曲が一冊の絵本みたいですてきなんです。KAEROUとFORKAという曲がとても好き。

今年は制作に集中するとのことなのでライブは去年より少ないそうなのですが、それでもこの企画を選んで出演していただけるのがほんとに嬉しい。
狭いとこでも広いとこでも間違いなくお祭りにしてくれます。わたしもライブハウスで見るのははじめてだから楽しみだなぁ。ポクポクビートご堪能あれ!

イベントやります

GROWLYに入って2年目、はじめてのイベントをします。

‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐

3月28日(金) 京都GROWLY
「 とけるいろ 」

OBUTSUDAN-SUMINO
ホーリーあー
three primary colors
宮本菜津子(MASS OF THE FERMENTING DREGS)
スーパーノア

ADV. \1,800 / DOOR \2,300 +1drink

※STARTまでのご入場なら\1,500 +1drink!

ご予約はtwitter(@metro73)、mail(metro.m73@gmail.com)
GROWLY (http://growly.net/) または各出演者HP,twitterまで
※お名前、枚数をご記入のうえご連絡ください!

‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐

「とけるいろ」、もちろん「溶ける/融ける」の意味はありますが、あなたの心を「説いて」、そして「解いて」くれる音楽を集めました。
どの出演者さんもとても鮮やかな色をしている人たちばかりなのです。わたしは言葉が下手なので、音楽は色で表すことが多いです。

これ言うていいんかわからへんけど、なんとなくまだ企画をやるにしては定まったものがなくて。
「たくさんの人に知ってもらいたい」とか「この組合せ見たい」とかは基本的なものなので明確なビジョンではないと思っているのですが。
まだまだ一リスナーとしてもライブハウスのスタッフとしても課題があって。模索しながらいつか何か見えるものがあればな〜と。

あと個人的に10代の締めくくりではあります。企画の5日前に二十歳になります。たくさんの人と音楽との出逢いとか、偶然の積み重なりがここまで連れてきてくれて。
まだまだ出逢うものがあるし、あってほしいと思ったから、ここで一回足跡つけとこうと思ったのです。

そしてチケットですが、割引もやります!開演前割引。
同じ金払うなら出逢いの可能性増やしたいじゃないですか。ましてやお安くなるなら一石二鳥じゃないですか。なんてったって全部みてほしいのよ。
ちなみにGROWLYは開場〜開演までドリンクが300円。つまり開演前に行けばワンドリンク無料ってことです。得しかないでしょ?
GROWLYはソフトドリンクなら2杯やしノンアルカクテルもあるので未成年や飲めない人にも優しいです。バナナミルクおいしいよ。

共有したいものがあるからここで働きたいと思いました。守りたいものもあるからここで働きたいと思いました。
GROWLYはもうすぐ3年目に突入します。
音楽にも人にもたくさん支えられて、とても素敵な場所になってきてるな〜と思います。


育ててくれるGROWLYにも感謝をこめて。
心のどこかにひっかかるような時間をつくりたいな〜と思ってます。ぜひおいでくださいませ!

メモのようなもの


自分にとってサービス業とは何か/大人がライブハウスを離れていくことへのメモです。文章がまとまっていないので整理できたら消したり変えたりするかもしれない。
ただ、誰かにも少し知ってもらえたら嬉しい話です。


自分の親ぐらいの世代の人がライブハウスに行かなくなってしまう理由って、ただなんとなく離れてしまうだけのことだと思っていました。今でも大半はそうだと思う。
だから、そんな人たちがまだライブハウスに残って音楽を鳴らすこと/聴きにくること、ただそれだけが素晴らしいことだと思ってました。


だからゴミだらけのフロアを見たときはがっかりしたなぁ。ほんとに腹立つとかより「失望」の感情だけが強かった。
この大人たちはゴミ箱という存在を知らずに生きてきたのかな、とさえ思いました。
灰皿代わりに使ったコップはもう使えません、捨てます。今回結構捨てました。タダじゃないんだよ。


あと小さい子ども連れてくるお客さん。子どもに自分の好きな音楽を聴かせるのはすごくいいこと。
ただ、22〜3時にもなって子どもがうとうとしながら目こすってる隣で周りとへらへら酒飲んで煙草吸って、なんなの。帰れよ。
ましてやヘッドホンの存在とか必要性なんか知らないんだろうなぁ。




つまりは何が言いたいかと言うと、よく何かがあったときにこういうジャンルは仕方ない、みたいなこと言われるけど、クソくらえ、と思っています。

どうやって生きてきてもゴミの捨てかたは習ってきたでしょ。
子どもを連れてくるなら優先させるべきもの、守るべきものは何かわかるでしょ。

こんな大人に呆れてしまった正しい大人が、いつのまにかライブハウスから離れていくんだろなぁ。
そしてこういうのが今の風営法関連に関わってくるんでしょうね。乱れた秩序とは必ずしも偏見ではないのだ。


掃除はお仕事なので、それをすること自体を嫌がってるのではないです。楽したい訳でもないです。ただ、ライブハウスとかに関わらずサービス業って一方通行のお仕事じゃないと思うんです。お金払うからお前ら全部しろよ、ではないと思うんですよ。


ライブハウスがみんなの何かを解放できる場所であればいいなと思っています。
けどそれが他人に迷惑をかけるようなものならいりません。来て欲しくありません。

音楽を残したいと思うのなら、何が正しいか考えていくべきなのは裏方だけではないのです。


自分の常識は他人の常識ではない、と実感する毎日ですが、共有すべき常識はたくさんあるな〜。

解決策はあるようで、ない。
悶々とする毎日です。


ここまで書いて一夜あけて、本当のメモ書き加減に驚きながら消すのももったいない気がして投稿します。




思考回路は常に動かしておきましょう。
帰ったら成人式の美容院を探さねば。

おわり。